筋トレでやせた!・・・?

『友達がジムで痩せた』とか、『筋トレで痩せた』とか、『うそつくな』とか・・・

お叱りをいただいてしまいました。

ベツニ~、筋トレでは痩せないとか、筋トレしちゃダメとか言っていないんですけど~。

 

 

筋トレで痩せようとすると効率が悪い!

筋トレが趣味、またはゴツイ体になりたい人がすればいい。

普通の人は、時間のムダ。

 

って、言ってるだけです。

(あまり、怒らないでくださいネ。僕は小心者なので・・・)

 

好きならいいんですよ。SでもMでも筋トレでも・・・

でも、あまりにも、筋肉の状態が悪い(硬く凝った状態)人が多いから、注意しているだけです。

 

筋トレとは、まず全身の筋肉を正常な状態(こどものようなふわふわ・モチモチにして、そのあとに筋肉が不足しているところがあれば、その部分を鍛えればいいだけです。

 

筋肉がガチガチなのにさらに、どこもかしこも鍛えて、どうするの???

 

最近、インナーマッスルとか、ハムストリングとか話題になっていますが、

 

まずは全身の筋肉を正常な状態にすることが重要です。

そのあとにインナーマッスルやハムストリングが弱っていれば鍛えればいいのです。

 

 

また筋肉はバランスも大切です。

例えばハムを鍛える前に、四頭筋や下腿の筋肉の緊張をチェックしてみることも重要。

 

 

 

筋肉のバランスの話は、またいつかお話します。

 

で、本題の『筋トレで、痩せた』です。

 

何度も言っていますが、筋トレでのカロリー消費は効率が悪い。

だから脂肪の量はあまり変化がない。

そのうえに、筋肉が付くので、ゴツクなる。

ただ、脂肪率は脂肪の量が同じでも筋肉が増えるから低くなる。

 

 

 

筋トレやジムで痩せたと言われる方のほとんどは、

ジムに行っている間は食べてないんです。

 

毎日、間食していた人が、運動しているあいだ食べなかったり、

少し食事も気をつけようと意識して、

 

知らず知らず摂取カロリーを減らしているんです。

それで、体重が落ちる。

筋トレではなく、食べる量が減っているので、痩せた!

のです。

 

『骨盤のゆがみ→太る?』・『運動→痩せる?』 

さっそく、数人の方からメッセージが届きました。

ほとんどの内容が、「骨盤矯正しているのに、痩せません。」

誰も、「骨盤矯正したら痩せる!」

    「骨盤がゆがんでいるから太る!」

なんて、一言も言っていないのに・・・・・・しょぼん

でも、実際にこのような広告はよく見ますけれどネ。

はっきり言って、骨盤を矯正してもなかなか痩せるのは難しい!

実は、A子さんも月に1~2回定期的に整体に通っていたそうです。

でも、僕のところへ来た時、骨盤もゆがんでいたんです。

 

プロの方を含め、多くの方が「骨盤のゆがみが一番の原因」って、

考えるような感じなのですが、僕はちょっと違う意見です。

 

これまでの一般的な考え方チャート

① 生活習慣やクセ、事故など

       ↓

② 骨盤のズレ・ゆがみ

       ↓

③ 背骨や他の骨に、ゆがみが広がる。

       ↓

④ 痛みや体の不調、プロポーションのくずれ・O脚など

 

 

僕の考え方チャート

① 生活習慣やクセ、事故など

       ↓

② 筋肉の異常な緊張(コリ)

      ↓

  (筋肉のバランスのくずれ)

       ↓

③ 骨盤のズレ・ゆがみ

       

  (さらに筋肉バランスのくずれ、緊張)

       ↓

④ 背骨や他の骨に、ゆがみが広がる。

       ↓

⑤ 痛みや体の不調、プロポーションのくずれ・O脚など

 

 

違いがわかりやすいように、赤字で示してあります。

一般的な骨盤のゆがみが原因的な考えでは、

A子さんが、何年も定期的に整体に通っているのに、

僕のところに来た時、骨盤がゆがんでいる説明がつかないんです。

それに、肩こりも腰痛も慢性的にあるんですよ。

 

あえて、理由をつけるとしたら、整体での骨盤矯正が下手なのか、

A子さんの生活習慣やクセが強すぎて、

すぐにまた骨盤がゆがむかの2つです。

(A子さんは、すぐに骨盤がゆがむから、足を組むなとか座り方がわるい

とか、いろいろ注意をされていた様です。)

 

一般的な考え方でみると、骨盤のずれやゆがみを起こすのは、

①の生活習慣やクセなので、すぐにまた骨盤がゆがむと、

生活習慣やクセをなんども注意されます。

しかし、僕の考え方チャートを見ると、骨盤のズレ・ゆがみを起こすのは、②の筋肉の異常な緊張(コリ)なのです。そして筋肉のバランスがくずれ、筋肉に引っ張られて骨がゆがむのです。

 

つまり、骨をゆがめている原因は、筋肉なのです。

筋肉の異常な緊張(コリ)を取り除けば、骨のゆがまなくなるのです。

筋肉を無視して、骨のゆがみばかり矯正しているから、

またすぐにゆがんでしまうのです。

 

前回、話しましたが筋肉がやわらかいと基礎代謝もUPしているので、

痩せやすく、太りにくい体質になれるのです。

 

スポーツや運動は、楽しさや気分転換などイイ面が沢山あります。

だけど、スポーツや運動することで筋肉に疲労が溜まります。

本当は、スポーツや運動をした後のケアが大切なのです。

 

しかし、「スポーツ・運動=健康・痩せる」

と、いう方程式を勝手に作っているのです。

そのために、さらに筋トレで筋肉を鍛える人が多くいます。

 

成績が上がらないスポーツ選手や、よくケガをする選手は、

筋肉がガチガチに硬くなっていることが、多くあります。

筋肉が硬くなっていると、鎧(よろい)を背負って運動しているようなものです。

良い結果がでるはずがありません。

しかし思った結果がでないと、筋肉が足りないとまた筋トレをするのです。

どんどん、悪いほうに進んでいきます。

 

一流のスポーツ選手の筋肉はやわらかいのです。

力を入れたときに、硬くなるのです。

以前に比べると、少なくはなったのですが、

まだ筋トレ大好きな指導者がいることは、

悲しいことです。

 

 

ダイエットにしても、一生懸命筋トレしている人が多くいます。

「脂肪が筋肉に変わる。」とか、「筋肉を付けると細くなる。」とか、

多くの誤解があります。

前にも言ったように、

「脂肪は運動ではほとんど落ちません。」

「筋肉を付けることで、さらに太くなります。」

 

ジムのインストラクターの方は、女性もほとんどがゴツイです。

脚や腕も決して細いとはいえません。

筋肉が付き過ぎているのです。

 

普通の人も十分に筋肉は付いています。

痩せたい人は、無駄な脂肪を落とせばいいのです。

脂肪を落とすのは正しい食事です。

 

むやみに筋トレばかりして筋肉をつけていると、

どんどんゴツイ体になり、痩せるためには脂肪と筋肉を落とさなければ、

いけなくなります。

 

筋肉はやわらかいのが理想です。

むやみに筋肉を鍛えるのはやめましょう。

痩せない理由②

前回のつづきです。

参考

ごはん4杯ダイエット?

痩せない理由①

 


 

僕: 「1日3食にして、運動をやめてください。」

 

A子さん: 「・………」

 

僕: 「じゃぁ1週間、食事はそのままでいいので、運動はなるべく控えてください。」

 

             1週間後

 

A子さん: 「奇跡が起こりました。1.5キロ減りました。」ラブラブ!

 

なぜ、減ったのでしょうか?

前回のヒントから、わかりましたか?

 

A子さんは、筋肉は十分に付いています。でも筋肉が筋肉の働きをしていません。

つまり、全身がガチガチに固まっているのです。

別の言い方をすると、全身が凝った状態なのです。

とくに、背中の筋肉が硬く固まっていると、基礎代謝が低下して

太りやすく、痩せにくい体質になってしまいます。

 

僕がA子さんにしたことは、骨盤のゆがみを矯正して、

そのあと全身の筋肉の緊張を取り、やわらかくしただけです。

筋肉をやわらかくしたことで、血液やリンパの流れも改善し、

基礎代謝もUPしたために、これまで何をしても体重が1週間で1.5キロ減ったのです。

 

では、A子さんの筋肉をガチガチ硬くしている原因はなんでしょうか?

 

そうです。原因は運動です。

みなさんが、痩せようとして一生懸命に運動をします。

筋肉が付けば、脂肪を燃焼すると思い筋肉を鍛えます。

          ↓

① 1~2日後に、筋肉痛になり効果がでてきたと、また頑張ります。

          ↓

② 筋肉が硬くなります。

          ↓

③ 1~2週間すると、少し体重が減ります。また頑張って鍛えます。

          ↓

④ だんだん体重が減らなくなります。もっと、がんばって鍛えます。

          ↓

⑤ いくら頑張っても、体重が減りません。

          ↓

⑥ レスラー体型完了

 

前回、運動での消費カロリーは効率的でないと話しました。

それなのに、みなさん一生懸命運動しています。

 

(何カ月もベットで入院生活をしているとかじゃ、ないかぎり)

普通の人は、十分に筋肉は付いています。

それなのに、もっと筋肉を付けようと運動しています。

つまり、無駄に筋肉を付け過ぎている人が多すぎるんです。

 

筋肉は力を入れていないときは、やわらかいのが本来の姿です。

しかし、鍛えるだけで、手入れやケアをしないのでどんどん硬くなっていきます。

肩がこりやすい人はわかると思いますが、全身が肩こり状態なのです。

こんな状態で、痩せるはずがありません。

 

   すべて、無駄な努力です!

 

これからのA子さんの、ダイエットは①食事の改善、②もっと筋肉の緊張を取りカラダのゆがみを改善、③無駄に付いた筋肉を落とすことが重要なのです。

 

無駄な筋肉をつけてませんか?

痩せない理由①

「ご飯4杯ダイエット」を2カ月続けていたA子さんの続きです。

いろいろなダイエットにチャレンジして、筋トレでカラダを鍛えているA子さんに、

「プロレスラー目指すんですか?」

と、言ってしまった僕・・・。

 

A子さん:  「食事も減らしているし、運動して脂肪を燃やさないと痩せないといろんな人が言っています。」 ←ちょっと怒っている感じプンプン

 

僕:  「筋肉は十分過ぎるほど付いてますよ。ただ、筋肉が筋肉の働きをしていないだけです。」

 

A子さん:  「このお肉は、脂肪じゃないんですか?」

 

僕:  「自分で、お肉と言ってるじゃないですか。 これは筋肉です。まぁ、脂肪も付いているとおもいますが・・・」

 

A子さん:  「じゃぁ、どうすれば痩せるんですか?私、いままで色々とすごく頑張ってたのに、痩せないんですよ!」

 

僕:  「痩せるためには、食事とか食べものを変えないとダメですよ。」

 

A子さん:  「私、ご飯ダイエットもやったし、エゴマも************etc、それに、いま、1日1食ですよ。」

 

僕:  「ご飯ダイエットって、なんですか???」ってことで、ご飯ダイエットを知ったのです。

 

 

 

会話はこれくらいにして、「なぜ痩せないのか?」

についって書いてみます。

あまりカロリーとかの話、好きじゃないんですが、わかりやすく説明するために使います。

簡単に考えて、痩せるためにはカロリーを減らせばよい。

減らすためには、

①消費カロリーを増やす。

②摂取カロリーを減らす。

この二つしかありません。

痩せれない人は、この2つの方法を間違っておこなっているのです。

まず、消費カロリーを増やすについて、考えてみます。

「消費カロリーを増やす=運動」では、ありません。

運動することで、カロリーを消費することはできるのですが、効率的ではありません。

脂肪1kg消費するのに約7000kカロリー必要とされています。

 

ウォーキング 150~200 キロカロリー/1時間

エアロビ    200~300 キロカロリー/1時間

ジョギング   450~600 キロカロリー/1時間

 

200~300 キロカロリーって、コンビニのおにぎり一個です。

おにぎり一個減らすか、一~二時間ウォーキングするかどちらかを選べってことです。

どう考えても、おにぎり一個減らしたほうが、効率的ですよね。

では、A子さんは運動もして食事を減らして、なぜ体重が落ちないか???

それは、「消費カロリー=摂取カロリー」ってこと。

いまの消費カロリーと摂取カロリーか等しいってことです。

A子さんは、食事の内容は別にして一日1食と摂取カロリーは随分減らしています。

これ以上に、摂取カロリーを減らすことは、健康にもマイナスです。

運動もして、消費カロリーを増やそうと努力しています。

では、もっと運動量を増やせばいいのか?

僕のA子さんにしたアドバイスは、

「1日3食にして、運動をやめてください。」

 

なぜ? と思った方、ヒントはA子さんとの会話の中にあります。

つづく

ごはん4杯ダイエット?

  • ガーン「水を飲んでも太る」という方が、ときどきいらっしゃいます。

 

水飲んで、太るわけありません。

「他に食べているから太るんです。」

「食べなきゃ、やせる!」

 

でも、ただやせるだけじゃダメ、

健康的に綺麗にやせないと無意味です。

 

ダイエットの相談もよく受けるんですが、

いろいろなダイエット法があるんですね。

最近、笑ったのが「ご飯4杯ダイエット」

 

A子さんから聞いた話なので、詳しくはないんですが、

ご飯は4杯まで食べていいんだけど、おかずは漬物のみ。

あとは野菜。

 

A子さんは友達から聞いて、2か月間、実践したみたい。

でも、まったく効果なかったらしい。

本当にこんなダイエット法があるのかどうかは知りませんが、

普通に考えて、やっちゃだめです。

 

栄養バランスが悪すぎ。

痩せたとしても、決して綺麗ではない。

 

しかし、よく2か月も頑張ったよね。

「ムダな努力を・・・

言ってしまったガーン

 

A子さんは、これまでもいろいろなダイエットをチャレンジしていたみたい。

でも、何をやっても体重が減らないから、友人からの紹介で僕のお店に来た訳です。

(僕のところに来た理由は、腰痛と肩こりが主訴になっています。)

さっそくカラダをチェックすると、骨盤はゆがみ、全身の筋肉がガチガチに緊張しています。

 

全身が筋肉が緊張(凝った状態)なので、

 

僕: 『何か、運動していますか?』

 

A子さん:  「寝る前に、DVD見ながらボクササイズと、ときどきランニングしてます。」

 

僕: 『何のために、運動しているのですか?』

 

A子さん:  「実は、4年前から生活パターンが変わって太ってしまい、痩せるために・・・」

 

僕: 『運動しても、痩せませんよ。十分に筋肉付いているのに、

これ以上に筋肉つけてプロレスラー目指すんですか?

                  ↑

          また、言ってしまったガーン

 

 

『ご飯4杯ダイエット』の話が、A子さんネタになってしまった。

でも、A子さんと同じような考え方の人がすご~く多いのですよ。

続きはまた次回に・・・・・・

 

『ご飯4杯ダイエット』っという、笑っちゃうようなダイエット法があるらしいというお話でした。