前回のつづきです。
筋トレでは脂肪は減りにくいので、脂肪の量は変わっていません。
しかし、筋トレで筋肉量が増えているので、脂肪率は減っています。
つまり、筋肉量が増えた分、径が大きくなっている(太くなっている)ということです。(ピンクの点線)
『筋トレしても、あしが痩せない!』と悩んでいる方の場合、このようなケースが多いです。
これは何度も言っているように、脂肪が運動では減らりづらいからです。
しかし、もしもすごく効率的なトレーニング法があり、筋肉量が増えた分だけ、脂肪量が減るとします。
筋肉量が20増えて、80→100になったとします。 骨+筋肉=100
脂肪は20→0になりました。 脂肪率は0%です。
脂肪が減った分、筋肉が増えているので、径(太さ)は変わっていません。
つまり、脂肪は減ったけれど、『痩せてない』ということです。
筋肉の増加がなく、脂肪が減れば細くなるなるのですが、筋トレをして筋肉量が増えないことはありません。
筋肉が増える量よりも脂肪が減れば、細くはなるのですが、
短期間に筋トレで脂肪を減らすのはむつかしいのです。
肉体を見せるための筋肉であれば問題ないのですが、
痩せるため・細くなるためにはおすすめできません。
脂肪を減らすのは、食生活の改善が一番に効率的なのです。
それに、そもそも脚が太い人は脚に余分な筋肉も付きすぎているのです。
それ以上に筋肉を付けるよりも、むしろ無駄な筋肉を落とすことが重要なのです。
姿勢を整え、正しく歩くことで無駄な筋肉は落ちてきます。
プラス食生活を改善することで脂肪も落ちてきます。
ただ、筋肉は使わなければ早く落ちますが、
脂肪は食生活を改善しても落ちるまでに時間がかかります。
そのため、一時的に脂肪率がUPすることもあります。
筋肉量が10減って、80→70になったとします。 骨+筋肉=90
脂肪は20のままで変化がありません。 20÷90=0.222 脂肪率は22%です。
脂肪の量はかわっていませんが、脂肪率は20%から22%にUPしています。
しかし、筋肉が減っている分、径は細くなっています。
食生活を改善することで脂肪も少しづつ落ちてくるので、さらに細くなっていくのです。
今回はこのへんで・・・・・・
次回でそろそろ、まとめたいのですが、どうなることやら・・・・・