あしが痩せない! あしが太い!   =その3= 脂肪率のワナ②

前回のつづきです。

1

 

筋トレでは脂肪は減りにくいので、脂肪の量は変わっていません。

しかし、筋トレで筋肉量が増えているので、脂肪率は減っています

つまり、筋肉量が増えた分、径が大きくなっている(太くなっている)ということです。(ピンクの点線)

 

 

『筋トレしても、あしが痩せない!』と悩んでいる方の場合、このようなケースが多いです。

これは何度も言っているように、脂肪が運動では減らりづらいからです。

 

 

 

 

しかし、もしもすごく効率的なトレーニング法があり、筋肉量が増えた分だけ、脂肪量が減るとします。

2

 

筋肉量が20増えて、80→100になったとします。 骨+筋肉=100

脂肪は20→0になりました。 脂肪率は0%です。

 

脂肪が減った分、筋肉が増えているので、径(太さ)は変わっていません。

つまり、脂肪は減ったけれど、『痩せてない』ということです。

 

 

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筋肉の増加がなく、脂肪が減れば細くなるなるのですが、筋トレをして筋肉量が増えないことはありません。

 

筋肉が増える量よりも脂肪が減れば、細くはなるのですが、

短期間に筋トレで脂肪を減らすのはむつかしいのです。

 

肉体を見せるための筋肉であれば問題ないのですが、

痩せるため・細くなるためにはおすすめできません。

 

脂肪を減らすのは、食生活の改善が一番に効率的なのです。

 

 

それに、そもそも脚が太い人は脚に余分な筋肉も付きすぎているのです。

それ以上に筋肉を付けるよりも、むしろ無駄な筋肉を落とすことが重要なのです。

 

 

姿勢を整え、正しく歩くことで無駄な筋肉は落ちてきます。

プラス食生活を改善することで脂肪も落ちてきます。

 

 

ただ、筋肉は使わなければ早く落ちますが、

脂肪は食生活を改善しても落ちるまでに時間がかかります。

そのため、一時的に脂肪率がUPすることもあります。

 

3

 

筋肉量が10減って、80→70になったとします。 骨+筋肉=90

脂肪は20のままで変化がありません。 20÷90=0.222 脂肪率は22%です。

脂肪の量はかわっていませんが、脂肪率は20%から22%にUPしています。

 

しかし、筋肉が減っている分、径は細くなっています。

食生活を改善することで脂肪も少しづつ落ちてくるので、さらに細くなっていくのです。

 

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今回はこのへんで・・・・・・

次回でそろそろ、まとめたいのですが、どうなることやら・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

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