あしが痩せない! あしが太い!   =その4= 基礎代謝UP やせる?②

前回のつづきです。

 

 

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二人は身長も全く同じで違いは、体重だけです。一卵性双生児や、クローンと思ってください。

細美さんはBMIが18.3で、ちょっと細めで理想の体型です。

太美さんはBMIが25.7で、少し太めです。

太美さんからすれば、細美さんは自分が目指す理想なのです。

どうすれば、細美さんにのようになれるか、悩んでます。

 

b11『私は、そんなに食べているわけでもないし、

きっと基礎代謝が下がっているんだわ。

筋肉をつけると、基礎代謝があがってやせるのよね。』

 

太美さんの考え方は正しいのでしょうか?

 

まず、基礎代謝とは何?

基礎代謝(きそたいしゃ)とは、何もせずじっとしていても、生命活動を維持するために生体で自動的に(生理的に)行われている活動で必要なエネルギーのこと。相当するエネルギー量(熱量)は、成長期が終了して代謝が安定した一般成人で、一日に女性で約1,200、男性で約1,500キロカロリー(kcal)とされている。

消費量は骨格筋、肝臓、脳が半分以上を占める。

年齢・性別毎の標準的な一日あたりの基礎代謝量は基礎代謝基準値×体重で求めることができる。      *Wikipediaより

 

つまり、簡単にまとめると、

基礎代謝とは、なにもしなくても消費するエネルギー量(カロリー)。

基礎代謝量は基礎代謝基準値×体重で求めることができる。

ということです。

 

何もしなくても消費するエネルギーがUPすれば、痩せますよね。

だから、太美さんは、基礎代謝をUPするために筋肉をつけると・・・・・・言っていましたね。

 

注意してほしいのが、『基礎代謝とは?』ってところで、

基礎代謝量=基礎代謝基準値×体重 とあります。

つまり、太美さんは、細美さんよりも体重が重いので、基礎代謝量は多いということです。

 

それに、細美さんと仕事・家事・歩く距離などが全く同じとすると、

体重が重い分だけ負荷がかかっているため、消費カロリーも多いのです。

わかりやすく説明すると、太美さんは20㎏重いので、

2リットルのペットボトル10本を背負って毎日生活をしているのです。

これって、すごい運動量だと思いませんか?

特別な運動をしてなくても、脚の筋肉にはプラス20㎏分の負荷がかかっています。

つまり、脚の筋肉を鍛えているのです。

カラダに脂肪がいっぱいついてても、脚には筋肉もついてますよね。

 

これでさらに、筋トレすると・・・・・・どうなるかは、想像できますね。

 

基礎代謝量や日常生活での消費カロリーなどを計算して、

二人を比較してみます。

日常生活消費カロリーは、歩行が15分・座位での食事30分・食事の準備10分・オフィスワーク8時間とします。

まぁ、仕事以外ほとんど何もしない人をイメージしてください。

 

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太美さんは、細美さんよりも重いので基礎代謝量も多いし、

日常生活での消費カロリーも体重が重いので、細美さんと同じことをしていても多いのです。

では、太美さんは細美さんよりも、基礎代謝量も消費カロリーも多いのに太っているのはなぜでしょうか?

それは、細美さんよりも摂取カロリーが多いのです。

細美さんよりも食べているのです。


『食べているから、痩せないのですよ!』と、みなさんに言っても、

ほとんどの人が、『あまり食べていません。』といわれます。


でも、もしも太美さんが、細美さんと同じものを同じ量食べ続ければ、

消費カロリーも多いし、必ず痩せるはずです。

まずは、食べ物に気を付けることが一番にしなければいけないことです。

 

それなのに、筋トレして基礎代謝をUPさせるとか、

運動して所費カロリーをUPさせるとかおかしいと思いませんか?

60分ランニングして、482kcal消費することを、目指してもいいのですが、

60分走って、たった482kcalですよ!

約ショートケーキ1個ですよ。

ショートケーキを我慢したほうが、よっぽどラクです。


それに、10本のペットボトルを背負っているので、さらに脚の筋肉はついてたくましくなります

いかに運動で痩せようとすることが、効率が悪いかということです。

大切なのは摂取カロリーつまり、食べ物を見直さないと痩せないのです。

ただ、前にも話したとおもいますが、

摂取カロリーを減らすために、食事を1食にしたり、ドリンクダイエット、リンゴダイエットなどのように、

飢餓状態にしても、キレイに痩せることはできません。

ダイエットで食べ物を減らす時に、多くの人はご飯を減らします。

『ご飯はほとんと食べません』と言われる方も何人もみてきました。


まずはじめに減らすのは、間食です‼

間食を減らさない限り、キレイに痩せることはムリです。

3食バランスよく食べる、習慣になっている間食をやめることが大切です。  


最後に、前回基礎代謝があがると、やせのるか?って問いに

 答えは、YES! 

今の状態でUPすれば、やせます。

と言いました。

 

いまの状態、つまりいまの体重のままで基礎代謝をあげれば、痩せるということです。

 

たとえもしも筋トレで脂肪が100%筋肉に変わったとしても、体重が増えないと基礎代謝量はUPしません。

むしろ、筋肉が硬くなり血液・リンパの流れが悪くなり、基礎代謝も悪くなることもあります。

 

肩や背中のコリ・夜寝れない・慢性的に疲れているなどの人は、

もうすでに筋肉が硬くカチカチの状態になってる可能性があります。

歪みをとりやわらかい筋肉の状態を維持することで、血液・リンパの流れが改善され基礎代謝はあがります。


 

 

途中から脱線して長くなりましたが、脚がやせないシリーズはこれで終わります。

では、また次回。

 

 

あしが痩せない!あしが太い!    =その4= 基礎代謝UP やせる?①

『ダイエットしても筋トレしても、脚がやせない』との、問い合わせが多いので、

このシリーズを書いてきましたが、あしだけじゃなくダイエット全般についてになってきてますね。

 

そろそろまとめたいのですが、脚が太いのは、脚の筋肉が付きすぎているためです。

脚に筋肉が付く原因としては、

①知らず知らず脚の筋肉を鍛えている。

歩き方が悪いと、モモの前の筋肉を使うため、さらに太くなる。

②間違った筋トレ

筋肉が付きすぎているのに、さらに付けている。

でも、ほとんどの場合①と②の両方の経験者が多いです。

 

カラダもゆがみ、歩き方もおかしいのに自分で気が付いていない。

骨盤矯正などに通っているが、矯正できていない。(*注1)

       ↓

ダイエットのために筋トレを頑張る

       ↓

はじめは体脂肪は減るが、一向に細くならない

       ↓

  どうして??????(´・ω・`)

と、こんな感じです。

しかし、このシリーズで皆さんは細くならない原因が理解できたと思います。

 

 

しかし・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

いまだに、こんなメールが来るのです。

『筋トレで筋肉をつけると、基礎代謝が上がるので、同じ量を食べても太らないですよ!』と・・・

 

(*_*; 『気ままniキママ』ダイエット編をはじめから読んでくださいよぉ~』

と、叫びたくなります。

それも、専門家の業種の方からも???

あなたたち、骨盤矯正します。なんて看板あげてませんか?

て、ことなので次のシリーズは『骨盤矯正とは?骨盤のゆがみとは?本当にゆがみとれてるの?』みたいなことを書いていけたらと思います。

題名はまだ未定ですが、(注1)にもあるように、骨盤矯正に通っているけれど、

ゆがみが矯正できていないことが多くありますので・・・

あくまでも予定です!

 

 

質問です。

『筋トレで筋肉をつけると、基礎代謝が上がるので、同じ量を食べても太らないですよ!』

など、多くのご意見のように、基礎代謝があがると、やせのるか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

答えは、YES! 

基礎代謝がUPすれば、やせます。

ただ、それは今の状態でUPすれば、やせます。

ちょっとわかりづらいのですよね。

説明していきますね。

 

 

下の女の子の図で説明します。

ftomi

 

 

二人は身長も全く同じで違いは、体重だけです。一卵性双生児や、クローンと思ってください。

細美さんはBMIが18.3で、ちょっと細めで理想の体型です。

太美さんはBMIが25.7で、少し太めです。

太美さんからすれば、細美さんは自分が目指す理想なのです。

どうすれば、細美さんにのようになれるか、悩んでます。

 

 

b11『私は、そんなに食べているわけでもないし、

きっと基礎代謝が下がっているんだわ。

筋肉をつけると、基礎代謝があがってやせるのよね。

 

て、どうでしょうか?

 

次回までに、考えておいてください。

 

 

 

 

 

 

補足

BMIについて

BMI(体格指数:Body Math Index)は下記の式で計算される値で、肥満の程度を知るための指数です。

BMI=体重(kg)÷(身長(m)×身長(m))

BMI値の判定基準は一般的には、

18.5未満で「やせ」

18.5以上25未満で「標準」

25以上30未満で「肥満」

30以上で「高度肥満」と判定されます。

女性で美容体重の場合は19~20ぐらいがベストといわれます。

あしが痩せない! あしが太い!   =その3= 脂肪率のワナ②

前回のつづきです。

1

 

筋トレでは脂肪は減りにくいので、脂肪の量は変わっていません。

しかし、筋トレで筋肉量が増えているので、脂肪率は減っています

つまり、筋肉量が増えた分、径が大きくなっている(太くなっている)ということです。(ピンクの点線)

 

 

『筋トレしても、あしが痩せない!』と悩んでいる方の場合、このようなケースが多いです。

これは何度も言っているように、脂肪が運動では減らりづらいからです。

 

 

 

 

しかし、もしもすごく効率的なトレーニング法があり、筋肉量が増えた分だけ、脂肪量が減るとします。

2

 

筋肉量が20増えて、80→100になったとします。 骨+筋肉=100

脂肪は20→0になりました。 脂肪率は0%です。

 

脂肪が減った分、筋肉が増えているので、径(太さ)は変わっていません。

つまり、脂肪は減ったけれど、『痩せてない』ということです。

 

 

IMG_0683

 

筋肉の増加がなく、脂肪が減れば細くなるなるのですが、筋トレをして筋肉量が増えないことはありません。

 

筋肉が増える量よりも脂肪が減れば、細くはなるのですが、

短期間に筋トレで脂肪を減らすのはむつかしいのです。

 

肉体を見せるための筋肉であれば問題ないのですが、

痩せるため・細くなるためにはおすすめできません。

 

脂肪を減らすのは、食生活の改善が一番に効率的なのです。

 

 

それに、そもそも脚が太い人は脚に余分な筋肉も付きすぎているのです。

それ以上に筋肉を付けるよりも、むしろ無駄な筋肉を落とすことが重要なのです。

 

 

姿勢を整え、正しく歩くことで無駄な筋肉は落ちてきます。

プラス食生活を改善することで脂肪も落ちてきます。

 

 

ただ、筋肉は使わなければ早く落ちますが、

脂肪は食生活を改善しても落ちるまでに時間がかかります。

そのため、一時的に脂肪率がUPすることもあります。

 

3

 

筋肉量が10減って、80→70になったとします。 骨+筋肉=90

脂肪は20のままで変化がありません。 20÷90=0.222 脂肪率は22%です。

脂肪の量はかわっていませんが、脂肪率は20%から22%にUPしています。

 

しかし、筋肉が減っている分、径は細くなっています。

食生活を改善することで脂肪も少しづつ落ちてくるので、さらに細くなっていくのです。

 

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今回はこのへんで・・・・・・

次回でそろそろ、まとめたいのですが、どうなることやら・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

あしが痩せない!あしが太い!   =その3= 脂肪率のワナ①

 


前回

脚が太い方は、姿勢や歩き方の悪さで、日常生活しているだけで脚に負荷をかけて、鍛えているのです。それで、筋肉が付き過ぎて太くなっています。

 

それなのに、そのうえ筋トレやランニングで脚の筋肉を鍛えると、さらに筋肉が発達して脚を太くしてしまうのです。

 

ふくらはぎ(下腿)が膨らんでる、『ししゃもあし』も、筋肉が付き過ぎているためです。

 

それなのに、スクワットとストレッチで改善させるとか、マッサージで改善させるとかは、ありえません。

 

また、O脚は内転筋が弱いためで、内転筋を鍛えてO脚を改善させるというのも、ありえません。

 

 

 ●スリムな脚は、筋肉もスリムです

 ●キレイな脚は、筋肉もキレイです。

 

つまり、姿勢を整え正しく歩くことができれば、脚が太くなることはないのです。

しかし、長年の生活パターンやクセで、これをなおす事が一番難しいのです。

難しいから、簡単にできる筋トレに逃げているのかもしれません。

 

で、終わりました。

今回は、『 筋トレ = 細くなる 』と思いこむ理由として、脂肪率のワナがあります。

このあたりを、説明していきたいとおもいます。

 

脚の場合、筋肉太りしている人が多いと、前々回から説明してきました。

あしが太い・下半身太りの場合モモの筋肉が付きすぎていることが多くあります。

それなのに、筋トレで筋肉を鍛えて、さらに太くなりますよと。。。(≧◇≦)

 


 

『筋トレで、脂肪が落ちた。これは脂肪が筋肉に変わったからですよね?』  との質問をよくされます。

 

この文章で、おかしなところが2つあります。

 

 1、   筋トレで脂肪が落ちた。

 

● このことは前から説明している通り、運動や筋トレでは脂肪は落ちにくいということです。

     正しくは『食事や間食に気を付けて、脂肪が減った。』です。

 

 

 

 2、   脂肪が筋肉に変わった。

● 脂肪が筋肉に変わるとか、筋肉が脂肪に変わるということはありません。

     脂肪と筋肉はまったく別のものなので、ひとつのものが脂肪になったり筋肉になったりすることはありません。

 

 

 

正しくは、『食事を変えて脂肪が減った。運動をして筋肉が付いた。』 になります。

考えてみれば、当たり前のことだけど勘違いされている方も多くいます。

 

 

 

一つの原因としては、脂肪率があります。

これを『脂肪率のワナ』と勝手に読んでいるわけですが、説明していきたいと思います。

 

2

 

毎回、おなじみの太ももの断面図です。

 

もっと簡単にすると下の図のようになります。

真ん中の白い部分が骨、ピンクが筋肉、周りの黄色が脂肪です。

 

0

 

例えば、骨+筋肉が80 脂肪が20 とします。

この場合全体が80+20=100となるので、脂肪率は20÷100=0.2   20%となります。

 

この方が筋トレをして 筋肉量が20増えて、80→100になったとします。 骨+筋肉=100

ただし、脂肪は運動では減りにくいので変化なしの20とします。 脂肪20

すると、全体が100+20=120となるので、脂肪率は20÷120=0.166  17%となります。

 

つまり、脂肪は減っていないのに、脂肪率は減っているのです。

1

 

つづきは次回。

なるべく早く更新しますね。・・・・・・・・たぶん?

 あしが痩せない! あしが太い!  =その2=

前回、

『筋肉を鍛えても、脚はやせませ~~~~ん』

 

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結局、脚が太い人は筋肉が付き過ぎているんです。

これが、一番、大事なことで、鍛えれば鍛えるほど太くなるんです。

脚が太くなる原因を理解できてスッキリできましたか?

 

で、終わったのですが・・・・・・・・・・・・・・、

 

 

『ランニングはいいですか?』

って、質問をいただきました。 (@_@;)

 

走るのが好きであれば、走ってもいいんです。

もちろん好きなら、スクワットしてもダイエットシューズを履いても・・・etc

何をしてもいいんです。

 

 

走ることや好きなスポーツをやることで、リフレッシュできたり、楽しかったりと、プラスの面はいっぱいあるのです。

 

 

ただ、前から何度も言っているように、

『 運動(筋トレやスポーツ) =  ダイエット 』

と、結びつけてはいけないのです。

運動(筋トレやスポーツ)で、ダイエットできたり、スリムになったりすることはないのです。

 

間食を止め、食事を見直すことではじめてダイエットでき、スリムになれるのです。

 

 

 

間食を止め、食事を見直しダイエットに成功しても、『あしが太い、脚が痩せない』と言われる方が多いので、前回の記事につながったのです。

 

 

あしを細くするのは難しいのです。

それは、みなさんの歩き方や姿勢の悪さで、脚の筋肉をしらずしらず日々、鍛えているからなのです。

 

 

 

脚が太いのは、筋肉で太くなっているのです。

 

 

 

それなのに、それ以上にスクワットなどの筋肉を鍛える運動をするのは、まちがった情報が多すぎるからではないでしょうか?

 

整体や整骨院、エステやカイロさえも、あしを細くするためにスクワットなどの筋トレを指導するところも数多くあります。

 

 

 

下の図を見てください。

見てのとおり、左から脚→皮膚・皮下組織をのけた脚(筋肉)→筋肉をのけた脚(骨)です。

1

 

上の図の赤線での断面です。

真ん中の白いのが大腿骨(太ももの骨)で、周りのピンクが筋肉です。

2

見てわかるとおり、大腿はほとんどが筋肉です。

 

 

先ほどの図に色分けをしました。

赤線:大腿四頭筋(モモの前の筋肉)  

青:内転筋(モモの内側の筋肉)      

黄色:ハムストリング(モモの後ろの筋肉)

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上の色分けした図でわかるように、太ももの筋肉のほとんどは、前側と内側の筋肉が占めています。脚を前から見たときに見える筋肉がほとんどがこの前側と内側の筋肉です。

 

つまり、前側と内側の筋肉で脚の形が決まるとも言えるのです。

 

 

 

もう一度、初めの図を載せますので、右のキレイ脚と真ん中の筋肉の脚をよ~くみてください。筋肉がスリムだから、キレイな脚になるのです。

1

筋肉が付き過ぎてしまえば、どような脚の形になるかは、簡単に想像できると思います。

 

 

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何度も繰り返しますが、脚が太い方は、姿勢や歩き方の悪さで、日常生活しているだけで脚に負荷をかけて、鍛えているのです。それで、筋肉が付き過ぎて太くなっています。

 

それなのに、そのうえ筋トレやランニングで脚の筋肉を鍛えると、さらに筋肉が発達して脚を太くしてしまうのです。

 

ふくらはぎ(下腿)が膨らんでる、『ししゃもあし』も、筋肉が付き過ぎているためです。

それなのに、スクワットとストレッチで改善させるとか、マッサージで改善させるとかは、ありえません。

また、O脚は内転筋が弱いためで、内転筋を鍛えてO脚を改善させるというのも、ありえません。

 

 ●スリムな脚は、筋肉もスリムです

 ●キレイな脚は、筋肉もキレイです。

つまり、姿勢を整え正しく歩くことができれば、脚が太くなることはないのです。

しかし、長年の生活パターンやクセで、これをなおす事が一番難しいのです。

難しいから、簡単にできる筋トレに逃げているのかもしれません。

 

もうひとつ、『 筋トレ = 細くなる 』と思いこむ理由として、脂肪率のワナがあります。このあたりを、次回、書いていけたらと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 あしが痩せない! あしが太い!

随分とあいだが空いてしまいました。

サボれるように『気ままni キママ』ってネームにしたんですけどね^^

サボりだすと、どんどん間があいちゃって・・・・・・

 

最近、何人ものお客様から、『いい加減に更新しなさい。』とお叱りを受けましたので・・・・・・

こんな適当なブログですが、更新を楽しみに待ってくれている方が、いらっしゃるとは、

ありがたいです。<(_ _)>


 

『筋肉を鍛えても痩せないですよぉ~!』

と、言い続けた効果がありまして、最近はあまり、ダイエット筋トレマニアさまからの苦情や質問も少なくなってきているのですが・・・・・・

 

『あしが、やせない!、下半身を細くするにはどうするの?」

との、問い合わせがあります。

*こちら(山口カイロセンター)には、O脚・美脚矯正コースってのがあります。

通ってらっしゃる方には、詳しく説明しています。・・・・・・・・・・・が、

 

    1

 

脚が太い人、下半身が太い人の共通点としては

①やっぱり『ムダな筋肉が付き過ぎている!』ってことです。

脂肪が付いていない訳ではなく、脂肪も付いているけれど筋肉が発達し過ぎている。

 

 

②脚の太さが気になっている方は『細くしようと、脚を鍛える』

やっぱり、筋肉なんですよね。十分に筋肉が付いているのに筋トレに進む人が多い。

脚の筋トレをあげると、

 

 

Ⓐ お手軽に毎日のスクワット

ググったら、いっぱい出てきます。

スクワットのやり方。

 

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さらに、本やDVDもいっぱいあります。

お手軽にamazonでも買えます。

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めざせ~ たくましいボディを・・・・

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(@_@;) ↑

『ぜんぜん脚細くないやんけ~』

*(上記画像 google  『スクワット 写真』 で検索、参考・引用)

 

 

Ⓑ 内転筋を鍛えます。

便利なマシンがTVショッピングでもお得です。

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これらの内転筋エクササイズマシンをお客さんの中にも持っている人多いのに驚いたことがあります。

 

脚の太い原因を説明すると

 

お客さま 『えっ~!効果ないんですか!やっちゃ、ダメなんですか?』

 

ボク  『趣味でやるのはいいんですが・・・』

    『細くなると期待はしないほうが・・・』

    『簡単収納できますんで封印するとか・・・』

 

と、せっかくお金をだして買われているので返す言葉に困ってしまいます(;一_一)

で、一生懸命ガンバっている人ほど、脚がゴツイ!

みなさん使ってて効果ないとわかっているのに、もっとやれば細くなるとガンバっているんです。

*(上記画像 google  『内転筋 マシン』 で検索、参考・引用)

 

 

Ⓒ 履くだけでエクササイズできるシューズもあります。

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↑ 広告だけ見ると、欲しくなります(゜o゜)

 

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↑ (@_@;) 『めんどうなダイエットはもういらない!!』

↑ すげぇ~

『おまえはもう、死んでいる!!』ケンシロウなみです。

*(上記画像 google  『ダイエット シューズ』 で検索、参考・引用)

 

 

 

ダイエットシューズは一時期、爆発的に売れてました。

ダイエットシューズを履いてウォーキング教室なんていうのもありましたもの・・・・・・

 

 

この頃、腰痛の方に脚がパンパンに張っている人が多かったんです。

で、『なにか運動してます?』とたずねても、何もしてない人が多い。

 

すご~く悩んでいたんですが、ある時、お客さんが『ダイエットシューズって、痩せますか?』って、質問されまして、『これだぁ!』ってわかったんです。

 

それで、脚がパンパンの腰痛の方がいらっしゃると、

 

ボク 『なにか運動してます?』

 

お客さん 『ベツにしてませ~ん』

 

ボク  『(--〆)・・・☆ キラ~ン  変なクツ履いてるでしょ?』

 

お客さん 『エッ!なんでわかったんですか? 

運動不足なんで仕事中に・・・・・・ エクササイズシューズを・・・』

 

ボク  『それが腰痛の原因です。 それに脚鍛えても細くなりませんよ』

 

お客さん 『うそぉ~~~~~~~~(T_T)』

って、会話が何度もありました。男性も何人か居たんですよね。

 

 

そしてダイエットシューズを履いているほとんどの人は、上記のⒶスクワットⒷ内転筋を一緒にやっているんです。

何度もいいますが、

『筋肉を鍛えても、脚はやせませ~~~~ん』

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結局、脚が太い人は筋肉が付き過ぎているんです。

 

これが、一番、大事なことで、鍛えれば鍛えるほど太くなるんです。

 

 

脚が太くなる原因を理解できてスッキリできましたか?

 

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*(上記画像 google  『ケンシロウ 』『スクワット』 で検索、参考・引用)

 

 

 

 

 

筋トレでやせた!・・・?

『友達がジムで痩せた』とか、『筋トレで痩せた』とか、『うそつくな』とか・・・

お叱りをいただいてしまいました。

ベツニ~、筋トレでは痩せないとか、筋トレしちゃダメとか言っていないんですけど~。

 

 

筋トレで痩せようとすると効率が悪い!

筋トレが趣味、またはゴツイ体になりたい人がすればいい。

普通の人は、時間のムダ。

 

って、言ってるだけです。

(あまり、怒らないでくださいネ。僕は小心者なので・・・)

 

好きならいいんですよ。SでもMでも筋トレでも・・・

でも、あまりにも、筋肉の状態が悪い(硬く凝った状態)人が多いから、注意しているだけです。

 

筋トレとは、まず全身の筋肉を正常な状態(こどものようなふわふわ・モチモチにして、そのあとに筋肉が不足しているところがあれば、その部分を鍛えればいいだけです。

 

筋肉がガチガチなのにさらに、どこもかしこも鍛えて、どうするの???

 

最近、インナーマッスルとか、ハムストリングとか話題になっていますが、

 

まずは全身の筋肉を正常な状態にすることが重要です。

そのあとにインナーマッスルやハムストリングが弱っていれば鍛えればいいのです。

 

 

また筋肉はバランスも大切です。

例えばハムを鍛える前に、四頭筋や下腿の筋肉の緊張をチェックしてみることも重要。

 

 

 

筋肉のバランスの話は、またいつかお話します。

 

で、本題の『筋トレで、痩せた』です。

 

何度も言っていますが、筋トレでのカロリー消費は効率が悪い。

だから脂肪の量はあまり変化がない。

そのうえに、筋肉が付くので、ゴツクなる。

ただ、脂肪率は脂肪の量が同じでも筋肉が増えるから低くなる。

 

 

 

筋トレやジムで痩せたと言われる方のほとんどは、

ジムに行っている間は食べてないんです。

 

毎日、間食していた人が、運動しているあいだ食べなかったり、

少し食事も気をつけようと意識して、

 

知らず知らず摂取カロリーを減らしているんです。

それで、体重が落ちる。

筋トレではなく、食べる量が減っているので、痩せた!

のです。

 

『骨盤のゆがみ→太る?』・『運動→痩せる?』 

さっそく、数人の方からメッセージが届きました。

ほとんどの内容が、「骨盤矯正しているのに、痩せません。」

誰も、「骨盤矯正したら痩せる!」

    「骨盤がゆがんでいるから太る!」

なんて、一言も言っていないのに・・・・・・しょぼん

でも、実際にこのような広告はよく見ますけれどネ。

はっきり言って、骨盤を矯正してもなかなか痩せるのは難しい!

実は、A子さんも月に1~2回定期的に整体に通っていたそうです。

でも、僕のところへ来た時、骨盤もゆがんでいたんです。

 

プロの方を含め、多くの方が「骨盤のゆがみが一番の原因」って、

考えるような感じなのですが、僕はちょっと違う意見です。

 

これまでの一般的な考え方チャート

① 生活習慣やクセ、事故など

       ↓

② 骨盤のズレ・ゆがみ

       ↓

③ 背骨や他の骨に、ゆがみが広がる。

       ↓

④ 痛みや体の不調、プロポーションのくずれ・O脚など

 

 

僕の考え方チャート

① 生活習慣やクセ、事故など

       ↓

② 筋肉の異常な緊張(コリ)

      ↓

  (筋肉のバランスのくずれ)

       ↓

③ 骨盤のズレ・ゆがみ

       

  (さらに筋肉バランスのくずれ、緊張)

       ↓

④ 背骨や他の骨に、ゆがみが広がる。

       ↓

⑤ 痛みや体の不調、プロポーションのくずれ・O脚など

 

 

違いがわかりやすいように、赤字で示してあります。

一般的な骨盤のゆがみが原因的な考えでは、

A子さんが、何年も定期的に整体に通っているのに、

僕のところに来た時、骨盤がゆがんでいる説明がつかないんです。

それに、肩こりも腰痛も慢性的にあるんですよ。

 

あえて、理由をつけるとしたら、整体での骨盤矯正が下手なのか、

A子さんの生活習慣やクセが強すぎて、

すぐにまた骨盤がゆがむかの2つです。

(A子さんは、すぐに骨盤がゆがむから、足を組むなとか座り方がわるい

とか、いろいろ注意をされていた様です。)

 

一般的な考え方でみると、骨盤のずれやゆがみを起こすのは、

①の生活習慣やクセなので、すぐにまた骨盤がゆがむと、

生活習慣やクセをなんども注意されます。

しかし、僕の考え方チャートを見ると、骨盤のズレ・ゆがみを起こすのは、②の筋肉の異常な緊張(コリ)なのです。そして筋肉のバランスがくずれ、筋肉に引っ張られて骨がゆがむのです。

 

つまり、骨をゆがめている原因は、筋肉なのです。

筋肉の異常な緊張(コリ)を取り除けば、骨のゆがまなくなるのです。

筋肉を無視して、骨のゆがみばかり矯正しているから、

またすぐにゆがんでしまうのです。

 

前回、話しましたが筋肉がやわらかいと基礎代謝もUPしているので、

痩せやすく、太りにくい体質になれるのです。

 

スポーツや運動は、楽しさや気分転換などイイ面が沢山あります。

だけど、スポーツや運動することで筋肉に疲労が溜まります。

本当は、スポーツや運動をした後のケアが大切なのです。

 

しかし、「スポーツ・運動=健康・痩せる」

と、いう方程式を勝手に作っているのです。

そのために、さらに筋トレで筋肉を鍛える人が多くいます。

 

成績が上がらないスポーツ選手や、よくケガをする選手は、

筋肉がガチガチに硬くなっていることが、多くあります。

筋肉が硬くなっていると、鎧(よろい)を背負って運動しているようなものです。

良い結果がでるはずがありません。

しかし思った結果がでないと、筋肉が足りないとまた筋トレをするのです。

どんどん、悪いほうに進んでいきます。

 

一流のスポーツ選手の筋肉はやわらかいのです。

力を入れたときに、硬くなるのです。

以前に比べると、少なくはなったのですが、

まだ筋トレ大好きな指導者がいることは、

悲しいことです。

 

 

ダイエットにしても、一生懸命筋トレしている人が多くいます。

「脂肪が筋肉に変わる。」とか、「筋肉を付けると細くなる。」とか、

多くの誤解があります。

前にも言ったように、

「脂肪は運動ではほとんど落ちません。」

「筋肉を付けることで、さらに太くなります。」

 

ジムのインストラクターの方は、女性もほとんどがゴツイです。

脚や腕も決して細いとはいえません。

筋肉が付き過ぎているのです。

 

普通の人も十分に筋肉は付いています。

痩せたい人は、無駄な脂肪を落とせばいいのです。

脂肪を落とすのは正しい食事です。

 

むやみに筋トレばかりして筋肉をつけていると、

どんどんゴツイ体になり、痩せるためには脂肪と筋肉を落とさなければ、

いけなくなります。

 

筋肉はやわらかいのが理想です。

むやみに筋肉を鍛えるのはやめましょう。

痩せない理由②

前回のつづきです。

参考

ごはん4杯ダイエット?

痩せない理由①

 


 

僕: 「1日3食にして、運動をやめてください。」

 

A子さん: 「・………」

 

僕: 「じゃぁ1週間、食事はそのままでいいので、運動はなるべく控えてください。」

 

             1週間後

 

A子さん: 「奇跡が起こりました。1.5キロ減りました。」ラブラブ!

 

なぜ、減ったのでしょうか?

前回のヒントから、わかりましたか?

 

A子さんは、筋肉は十分に付いています。でも筋肉が筋肉の働きをしていません。

つまり、全身がガチガチに固まっているのです。

別の言い方をすると、全身が凝った状態なのです。

とくに、背中の筋肉が硬く固まっていると、基礎代謝が低下して

太りやすく、痩せにくい体質になってしまいます。

 

僕がA子さんにしたことは、骨盤のゆがみを矯正して、

そのあと全身の筋肉の緊張を取り、やわらかくしただけです。

筋肉をやわらかくしたことで、血液やリンパの流れも改善し、

基礎代謝もUPしたために、これまで何をしても体重が1週間で1.5キロ減ったのです。

 

では、A子さんの筋肉をガチガチ硬くしている原因はなんでしょうか?

 

そうです。原因は運動です。

みなさんが、痩せようとして一生懸命に運動をします。

筋肉が付けば、脂肪を燃焼すると思い筋肉を鍛えます。

          ↓

① 1~2日後に、筋肉痛になり効果がでてきたと、また頑張ります。

          ↓

② 筋肉が硬くなります。

          ↓

③ 1~2週間すると、少し体重が減ります。また頑張って鍛えます。

          ↓

④ だんだん体重が減らなくなります。もっと、がんばって鍛えます。

          ↓

⑤ いくら頑張っても、体重が減りません。

          ↓

⑥ レスラー体型完了

 

前回、運動での消費カロリーは効率的でないと話しました。

それなのに、みなさん一生懸命運動しています。

 

(何カ月もベットで入院生活をしているとかじゃ、ないかぎり)

普通の人は、十分に筋肉は付いています。

それなのに、もっと筋肉を付けようと運動しています。

つまり、無駄に筋肉を付け過ぎている人が多すぎるんです。

 

筋肉は力を入れていないときは、やわらかいのが本来の姿です。

しかし、鍛えるだけで、手入れやケアをしないのでどんどん硬くなっていきます。

肩がこりやすい人はわかると思いますが、全身が肩こり状態なのです。

こんな状態で、痩せるはずがありません。

 

   すべて、無駄な努力です!

 

これからのA子さんの、ダイエットは①食事の改善、②もっと筋肉の緊張を取りカラダのゆがみを改善、③無駄に付いた筋肉を落とすことが重要なのです。

 

無駄な筋肉をつけてませんか?

ごはん4杯ダイエット?

  • ガーン「水を飲んでも太る」という方が、ときどきいらっしゃいます。

 

水飲んで、太るわけありません。

「他に食べているから太るんです。」

「食べなきゃ、やせる!」

 

でも、ただやせるだけじゃダメ、

健康的に綺麗にやせないと無意味です。

 

ダイエットの相談もよく受けるんですが、

いろいろなダイエット法があるんですね。

最近、笑ったのが「ご飯4杯ダイエット」

 

A子さんから聞いた話なので、詳しくはないんですが、

ご飯は4杯まで食べていいんだけど、おかずは漬物のみ。

あとは野菜。

 

A子さんは友達から聞いて、2か月間、実践したみたい。

でも、まったく効果なかったらしい。

本当にこんなダイエット法があるのかどうかは知りませんが、

普通に考えて、やっちゃだめです。

 

栄養バランスが悪すぎ。

痩せたとしても、決して綺麗ではない。

 

しかし、よく2か月も頑張ったよね。

「ムダな努力を・・・

言ってしまったガーン

 

A子さんは、これまでもいろいろなダイエットをチャレンジしていたみたい。

でも、何をやっても体重が減らないから、友人からの紹介で僕のお店に来た訳です。

(僕のところに来た理由は、腰痛と肩こりが主訴になっています。)

さっそくカラダをチェックすると、骨盤はゆがみ、全身の筋肉がガチガチに緊張しています。

 

全身が筋肉が緊張(凝った状態)なので、

 

僕: 『何か、運動していますか?』

 

A子さん:  「寝る前に、DVD見ながらボクササイズと、ときどきランニングしてます。」

 

僕: 『何のために、運動しているのですか?』

 

A子さん:  「実は、4年前から生活パターンが変わって太ってしまい、痩せるために・・・」

 

僕: 『運動しても、痩せませんよ。十分に筋肉付いているのに、

これ以上に筋肉つけてプロレスラー目指すんですか?

                  ↑

          また、言ってしまったガーン

 

 

『ご飯4杯ダイエット』の話が、A子さんネタになってしまった。

でも、A子さんと同じような考え方の人がすご~く多いのですよ。

続きはまた次回に・・・・・・

 

『ご飯4杯ダイエット』っという、笑っちゃうようなダイエット法があるらしいというお話でした。