『骨盤のゆがみ→太る?』・『運動→痩せる?』 

さっそく、数人の方からメッセージが届きました。

ほとんどの内容が、「骨盤矯正しているのに、痩せません。」

誰も、「骨盤矯正したら痩せる!」

    「骨盤がゆがんでいるから太る!」

なんて、一言も言っていないのに・・・・・・しょぼん

でも、実際にこのような広告はよく見ますけれどネ。

はっきり言って、骨盤を矯正してもなかなか痩せるのは難しい!

実は、A子さんも月に1~2回定期的に整体に通っていたそうです。

でも、僕のところへ来た時、骨盤もゆがんでいたんです。

 

プロの方を含め、多くの方が「骨盤のゆがみが一番の原因」って、

考えるような感じなのですが、僕はちょっと違う意見です。

 

これまでの一般的な考え方チャート

① 生活習慣やクセ、事故など

       ↓

② 骨盤のズレ・ゆがみ

       ↓

③ 背骨や他の骨に、ゆがみが広がる。

       ↓

④ 痛みや体の不調、プロポーションのくずれ・O脚など

 

 

僕の考え方チャート

① 生活習慣やクセ、事故など

       ↓

② 筋肉の異常な緊張(コリ)

      ↓

  (筋肉のバランスのくずれ)

       ↓

③ 骨盤のズレ・ゆがみ

       

  (さらに筋肉バランスのくずれ、緊張)

       ↓

④ 背骨や他の骨に、ゆがみが広がる。

       ↓

⑤ 痛みや体の不調、プロポーションのくずれ・O脚など

 

 

違いがわかりやすいように、赤字で示してあります。

一般的な骨盤のゆがみが原因的な考えでは、

A子さんが、何年も定期的に整体に通っているのに、

僕のところに来た時、骨盤がゆがんでいる説明がつかないんです。

それに、肩こりも腰痛も慢性的にあるんですよ。

 

あえて、理由をつけるとしたら、整体での骨盤矯正が下手なのか、

A子さんの生活習慣やクセが強すぎて、

すぐにまた骨盤がゆがむかの2つです。

(A子さんは、すぐに骨盤がゆがむから、足を組むなとか座り方がわるい

とか、いろいろ注意をされていた様です。)

 

一般的な考え方でみると、骨盤のずれやゆがみを起こすのは、

①の生活習慣やクセなので、すぐにまた骨盤がゆがむと、

生活習慣やクセをなんども注意されます。

しかし、僕の考え方チャートを見ると、骨盤のズレ・ゆがみを起こすのは、②の筋肉の異常な緊張(コリ)なのです。そして筋肉のバランスがくずれ、筋肉に引っ張られて骨がゆがむのです。

 

つまり、骨をゆがめている原因は、筋肉なのです。

筋肉の異常な緊張(コリ)を取り除けば、骨のゆがまなくなるのです。

筋肉を無視して、骨のゆがみばかり矯正しているから、

またすぐにゆがんでしまうのです。

 

前回、話しましたが筋肉がやわらかいと基礎代謝もUPしているので、

痩せやすく、太りにくい体質になれるのです。

 

スポーツや運動は、楽しさや気分転換などイイ面が沢山あります。

だけど、スポーツや運動することで筋肉に疲労が溜まります。

本当は、スポーツや運動をした後のケアが大切なのです。

 

しかし、「スポーツ・運動=健康・痩せる」

と、いう方程式を勝手に作っているのです。

そのために、さらに筋トレで筋肉を鍛える人が多くいます。

 

成績が上がらないスポーツ選手や、よくケガをする選手は、

筋肉がガチガチに硬くなっていることが、多くあります。

筋肉が硬くなっていると、鎧(よろい)を背負って運動しているようなものです。

良い結果がでるはずがありません。

しかし思った結果がでないと、筋肉が足りないとまた筋トレをするのです。

どんどん、悪いほうに進んでいきます。

 

一流のスポーツ選手の筋肉はやわらかいのです。

力を入れたときに、硬くなるのです。

以前に比べると、少なくはなったのですが、

まだ筋トレ大好きな指導者がいることは、

悲しいことです。

 

 

ダイエットにしても、一生懸命筋トレしている人が多くいます。

「脂肪が筋肉に変わる。」とか、「筋肉を付けると細くなる。」とか、

多くの誤解があります。

前にも言ったように、

「脂肪は運動ではほとんど落ちません。」

「筋肉を付けることで、さらに太くなります。」

 

ジムのインストラクターの方は、女性もほとんどがゴツイです。

脚や腕も決して細いとはいえません。

筋肉が付き過ぎているのです。

 

普通の人も十分に筋肉は付いています。

痩せたい人は、無駄な脂肪を落とせばいいのです。

脂肪を落とすのは正しい食事です。

 

むやみに筋トレばかりして筋肉をつけていると、

どんどんゴツイ体になり、痩せるためには脂肪と筋肉を落とさなければ、

いけなくなります。

 

筋肉はやわらかいのが理想です。

むやみに筋肉を鍛えるのはやめましょう。

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