前回、
『筋肉を鍛えても、脚はやせませ~~~~ん』
結局、脚が太い人は筋肉が付き過ぎているんです。
これが、一番、大事なことで、鍛えれば鍛えるほど太くなるんです。
脚が太くなる原因を理解できてスッキリできましたか?
で、終わったのですが・・・・・・・・・・・・・・、
『ランニングはいいですか?』
って、質問をいただきました。 (@_@;)
走るのが好きであれば、走ってもいいんです。
もちろん好きなら、スクワットしてもダイエットシューズを履いても・・・etc
何をしてもいいんです。
走ることや好きなスポーツをやることで、リフレッシュできたり、楽しかったりと、プラスの面はいっぱいあるのです。
ただ、前から何度も言っているように、
『 運動(筋トレやスポーツ) = ダイエット 』
と、結びつけてはいけないのです。
運動(筋トレやスポーツ)で、ダイエットできたり、スリムになったりすることはないのです。
間食を止め、食事を見直すことではじめてダイエットでき、スリムになれるのです。
間食を止め、食事を見直しダイエットに成功しても、『あしが太い、脚が痩せない』と言われる方が多いので、前回の記事につながったのです。
あしを細くするのは難しいのです。
それは、みなさんの歩き方や姿勢の悪さで、脚の筋肉をしらずしらず日々、鍛えているからなのです。
脚が太いのは、筋肉で太くなっているのです。
それなのに、それ以上にスクワットなどの筋肉を鍛える運動をするのは、まちがった情報が多すぎるからではないでしょうか?
整体や整骨院、エステやカイロさえも、あしを細くするためにスクワットなどの筋トレを指導するところも数多くあります。
下の図を見てください。
見てのとおり、左から脚→皮膚・皮下組織をのけた脚(筋肉)→筋肉をのけた脚(骨)です。
上の図の赤線での断面です。
真ん中の白いのが大腿骨(太ももの骨)で、周りのピンクが筋肉です。
見てわかるとおり、大腿はほとんどが筋肉です。
先ほどの図に色分けをしました。
赤線:大腿四頭筋(モモの前の筋肉)
青:内転筋(モモの内側の筋肉)
黄色:ハムストリング(モモの後ろの筋肉)
上の色分けした図でわかるように、太ももの筋肉のほとんどは、前側と内側の筋肉が占めています。脚を前から見たときに見える筋肉がほとんどがこの前側と内側の筋肉です。
つまり、前側と内側の筋肉で脚の形が決まるとも言えるのです。
もう一度、初めの図を載せますので、右のキレイ脚と真ん中の筋肉の脚をよ~くみてください。筋肉がスリムだから、キレイな脚になるのです。
筋肉が付き過ぎてしまえば、どような脚の形になるかは、簡単に想像できると思います。
何度も繰り返しますが、脚が太い方は、姿勢や歩き方の悪さで、日常生活しているだけで脚に負荷をかけて、鍛えているのです。それで、筋肉が付き過ぎて太くなっています。
それなのに、そのうえ筋トレやランニングで脚の筋肉を鍛えると、さらに筋肉が発達して脚を太くしてしまうのです。
ふくらはぎ(下腿)が膨らんでる、『ししゃもあし』も、筋肉が付き過ぎているためです。
それなのに、スクワットとストレッチで改善させるとか、マッサージで改善させるとかは、ありえません。
また、O脚は内転筋が弱いためで、内転筋を鍛えてO脚を改善させるというのも、ありえません。
●スリムな脚は、筋肉もスリムです。
●キレイな脚は、筋肉もキレイです。
つまり、姿勢を整え正しく歩くことができれば、脚が太くなることはないのです。
しかし、長年の生活パターンやクセで、これをなおす事が一番難しいのです。
難しいから、簡単にできる筋トレに逃げているのかもしれません。
もうひとつ、『 筋トレ = 細くなる 』と思いこむ理由として、脂肪率のワナがあります。このあたりを、次回、書いていけたらと思います。